- 子どもが体調不良になった場合は、乳幼児予防接種を受けた小児科を受診しているが、じつは「本当にここでいいのだろうか」とモヤモヤする
- 近所の小児科にかかっているが先生と合わない気がする。でも変えたいなんてワガママだよね・・・
子どものかかりつけ医院探しは小さな子どもの親のお悩みあるあるです。
引っ越してきたばかりで地元に詳しくないし、第一子の育児は特にわからないことだらけ。
不安なのに周りに相談できる育児の先輩がいなければ1人で悩んでしまいますよね。
わたしも「歩いて連れて行ける距離だから」という理由だけでかかっていた近所の小児科に対し「本当にここでいいのだろうか」という疑念を一年間も抱え続けていたことがありました。
一年くらいモヤモヤし、これ以上は我慢ならなくなり、思い切って他を検討することにしました。
信頼できる別の小児科に変えて、スッキリした体験談があります。
「一度かかった病院を変えるなんて、先生に失礼だよね・・・」
それは思い込みで、本当はぜんぜんそんなことはないんですよ。
わたしは他を検討し「ここは良さそう」と思ったところに変えスッキリしました。
最初にかかっていた小児科から変えてスッキリした体験談
娘が1歳前後のころ、近所の小児科へ予防接種を受けに行っていました。
離乳が完了したころ、母乳から得られる免疫が切れてきたのでしょうか、娘が風邪っぽくなることが増えてきました。
娘が体調不良になった場合は、予防接種を受けていた近所の小児科にかかりました。
しかし、「予防接種とかならともかくとして、娘の具合が悪くなった場合、本当にここでいいのかな・・・」という疑念がぬぐえず1年くらいモヤモヤし続けました。
そこで、思い切ってパートナーのお母さんにほかに良いところがないか相談したところ、パートナーのお姉さんの子どもたちが通っている小児科を教えてもらいました。
じつは、パートナーのお父さん(娘にとっては祖父)が子どもの頃にかかっていた小児科なのだそうです。
近場だからという理由だけでかかった小児科にモヤモヤした理由
近所だから歩いて行けるし、予防接種のときに通った小児科だから・・・と受診した小児科でモヤモヤしました。
気になる点を医師にちょっと尋ねたとき、先生の答え方に「?」を感じたんですね。
「えーっと、わたし、何か失礼な言い方しました?」とこちらがびっくりするくらい、頭ごなしな言い方に萎縮してしまいました。
医師にキツい言い方をされようが、スルーしてコミュニケーションできるなら問題ないと思います。
ですが、わたしは萎縮すると何も言えなくなり、モヤモヤだけが残るタイプ。
子どもが具合悪そうだと、自分が具合悪い時の不安とはまた別の不安があるもの。
他の小児科を検討することにしました。
現在、かかっているところのメリットとデメリット
◆メリット
- 気になる点や不安な点は尋ねやすい雰囲気
- 質問すればこちらの不安な点を素早く読み取ったうえで、的確に回答する「対話力」
- 先生や看護士さんの子どもへの接し方があたたかい
もちろん、今かかっている小児科にもデメリットはあります。
◆デメリット
- 自宅から距離があるので夫に車を借りることができなければ、タクシーを使う必要がある
- インフルエンザや風邪が流行する冬期、待合室には患者さんがあふれ、すさまじく混雑
メリットとデメリットを両方考えたうえ、両親ともども心配性(笑)かつ「フィーリング重視」のわたしにとっては良い先生と言えます。
子どものかかりつけ小児科は、(いい意味で)親御さん中心に選んでヨシ!
「親が信頼できそうな小児科か」は重要な観点です。
わたしは、「近所だし・・・」「予防接種の時に通った小児科だし」という「なんとなくの理由」で選んでモヤモヤしました。
最初にかかっていた小児科の先生から、特にこれといって理不尽なことを言われたりしたわけではありません。
ただ、先生や看護師さんの子どもを見る目が冷たいと感じることが一度や二度ではなく、「フィーリング重視」のわたしは「子宝の診察を任せるには信頼できそうにない」と感じました。
「気になる点があるなら、たずねやすい医師がいい」と思うし、上からキツい言い方をされるとすぐ固まってしまいます。
- 「医師と患者のコミュニケーションを重視していること」
- 「信頼できそうかどうか」
- 「先生や看護師さんは子どもが好きそうかどうか」
以上のことに重きを置いた結果、他を選びスッキリしました。
もちろん、もともとかかっていた小児科も、変えた後の小児科も、できることはまったく同じだし、重い病気だと診断されたら大きな病院を紹介してくれることに変わりはありません。
どの病院を選んだとしても提供できる医療に大差はないのだとしたら、信頼できる先生のほうがいいと思いました。
同じことを言うのでも、先生によって伝え方は違います。
優し~く言う先生もいれば、怖~く言う先生もいます。まったく意味が同じことを伝えるのにも。
「ほんとうにここの小児科にかかってよいのだろうか・・・」「変えたいな・・・」と親の直感がささやいたら、決して気のせいなんかではありません。
「近場だから」「住んでいるエリアでは人気そうだから」などの漠然とした理由で選んでいるなら、親御さんご自身の直感を無視せず
- 「親にとってよい医師とはどんな医師なのか?」を再考する
- 育児の先輩にほかに良さそうな小児科を教えてもらう
モヤモヤを払拭したほうがよいと思います。
わたしの意見では、気になる点を相談すればわかりやすく答えてくれるなど患者とのコミュニケーション重視の医師が良い、と考えました。
- 「お医者さんをかえるなんて失礼だよね・・・」
- 「先生と話しづらいから、という理由で他を探すなんて、ワガママかな・・・」
- 「先生が怖いから小児科に行きたくないなんて、ダメなママなのかな・・・」
とモヤモヤしていませんか。
それは思い込みで、本当はぜんぜんそんなことはないかもしれないんです。